医療用ウィッグの装着方法は、部分タイプ・全頭タイプ問わずに着脱装着になります。

男性の薄毛の場合は、自毛に編み込む装着方法があります。
円形脱毛症・抗がん剤の副作用・多発型脱毛症などの場合は、自毛の再生が見込まれるため自毛に負担の少ない着脱装着をおすすめします。
部分的な火傷やキズ・脱毛症の場合は、ケースによっては自分では取り外しのできない自毛編み込みを実施することも可能です。
医療用ウィッグを装着する際は、自毛の状態やフィット感などに合わせて自分にあった装着方法を選択していただく必要があります。
● 専用クリップ

自毛がある場合は、基本的にはウィッグ本体に専用のクリップを取り付けて、クリップに自毛を挟み込んで装着します。
クリップを取付ける数量や取り付け位置は、特に決まりがある訳ではありません。
自毛の状態や装着強度に合わせて調整することが可能です。
専用クリップは、大きさ・強度・形など多種ありますので、自分に適したクリップ選びをしてください。
● 専用両面テープ

専用クリップが使用できない自毛状態の場合は、専用の両面テープにて医療用ウィッグと頭皮を接着させて装着します。
両面テープは、装着強度を強めたい方に使用されます。
両面テープには、強度の弱いタイプ〜連続装着が可能な強いタイプなど様々なタイプがあります。
両面テープは、頭皮からの汗や皮脂に対しての強度はありません。
自分にあった両面テープを選択いただき、正しい方法にてご使用いただくことをおすすめいたします。
自毛(うぶ毛)がある際に無理に両面テープを使用すると自毛再生の妨げになるケースがありますので、使用する際は充分にご注意ください。
● 専用ネット

フルウィッグを使用する際に、自毛をまとめるための専用ネットがあります。
自毛をネットの中にまとめてウィッグ装着をすることで、ウィッグ単体でヘアスタイル作りが可能です。
自毛再生時にウィッグの際ラインから自毛がはみ出ないようにするための方法です。
自毛脱毛時は、ウィッグ装着の前にネットを使用することで、ネットが下着代わりになりウィッグの汚れ防止にもなります。
片頭痛や締め付けが苦手な方、通気性を重視する場合は、ネットを使用しないことをおすすめします。
また、自毛再生時に無理にネットを使用すると自毛再生の妨げになりますのでご注意ください。
● 装着方法で重要なこと
医療用ウィッグの装着方法には、様々な方法がありますので適した装着方法を選択してください。
専用のクリップや両面テープ・ネットなどを使用しないで、装着することが可能な医療用ウィッグをハイベルでは取扱いしています。
ヘアゴムやヘアバンド・カチューシャ・ヘアピンなどアレンジにより様々な装着方法が可能です。
医療用ウィッグをどのように装着しているかは、周囲からわからないので工夫することで自分にあった快適な装着方法になります。
自毛再生時などは、自毛と頭皮のことを最優先に考えて装着方法選びをしてください。
お客様の要望にあわせた装着方法のアドバイスをしておりますので、お気軽にご相談ください。
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