円形脱毛症には様々な脱毛傾向がありますので、脱毛症状に合わせたケアを実施してください。
間違ったケア方法や取り扱いをすると自毛再生が遅くなったりする原因になりますので充分に注意してください。
脱毛症は、単発で脱毛症状がでたり、繰り返したり、多発型の症状になったり、広範囲での脱毛症状になったり、眉毛・まつ毛・体毛まで脱毛が生じたりと様々です。
短期間で自毛再生がされる方、中長期にて脱毛症と付き合わないといけない方など個々に違いがあります。
● 単発型の円形脱毛症
部分的に1円玉ぐらいの円形脱毛症の場合は、特に気にせずに日常でのシャンプーケアなどをしっかりと行ってください。
自然に治ってしまうことが大半ですので、分け目の位置を変えたり髪の毛をしばったりして脱毛部を隠してください。
髪が抜けるのが、怖いからと自毛のシャンプーやブラッシングをおろそかにしないようにしてください。
頭皮は皮膚呼吸をしていますので、パウダーで隠したり、部分的なかつらを接着剤などで取り付けしないようにしてください。
● 多発型の脱毛症状
多発型脱毛症は、小さい脱毛部が徐々につながり大きさな脱毛状態に変わったり、数カ所に脱毛部分ができてしまいます。
最初は、分け目を変えたりヘアアレンジでごまかすことができると思いますが、脱毛部の症状悪化なども考えられます。
ヘアアレンジなどで脱毛部をカバーできない場合は、分け目用のヘアピースや手の平サイズぐらいの部分ウィッグを検討いただくことをおすすめいたします。
脱毛状態や脱毛速度にもよりますが、最初は全頭(フル)ウィッグではなく部分タイプのほうが違和感なく使用いただけます。
● 広範囲での脱毛症状
脱毛範囲が広範囲になってしまった場合は、全頭(フル)ウィッグを検討することをおすすめします。
自毛の7、8割の脱毛が生じた際やこめかみなどに脱毛症状が生じた際は、長期的に脱毛症と付き合う必要があります。
自毛の残り具合やヘアスタイルなどによっては、全頭(フル)ウィッグではなく部分タイプ・ハーフタイプで対応ができるケースがあります。
● かつら・ウィッグについて
円形・多発型など脱毛症の原因特定は難しいとされております。
薄毛とは異なり自毛が再生される可能性が高いです。
かつら・ウィッグは、脱毛症に対して直接的な効果がある訳ではありませんが、見た目を緩和することで自毛再生につながりやすいです。
ウィッグには、局所的・部分・ハーフ・全頭など多種タイプがあり、毛質や装着方法なども様々です。
通気性が高いものから肌にやさしいタイプなど自毛に極力負担をかけないで自然に使用できるウィッグを選択してください。
青山ハイベルでは、様々なお客様のケースや経験を踏まえて要望に沿ったアドバイスをしています。
脱毛症でヘアスタイル作りにお悩みの際は、お気軽にご相談ください。
間違った選択は、自毛再生の妨げになりますので、ご注意ください。
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